はやぶさの雄姿、鹿児島でも 市立科学館で展示

約3億キロ離れた小惑星イトカワから微粒子を持ち帰った日本の小惑星探査機「はやぶさ」の部品展示が8日、鹿児島市の市立科学館で始まった。展示されているのは、カプセル本体部分の「インスツルメントモジュール」や、カプセルを保護する断熱材「背面ヒートシールド」、地球に着陸するためのパラシュートなど実物を含めた6点。

 イトカワを調査したはやぶさは、通信途絶やエンジン故障など幾多のトラブルに遭いながらも今年6月、地球に無事帰還。イトカワの微粒子を持ち帰った。12日までで、展示は午前9時半〜午後6時。入場無料。