口蹄疫復興宝くじ

口蹄疫復興宝くじは、宮崎、熊本、大分、鹿児島の4県が共同で発売するそうです。
東日本大震災宝くじとそっくりですが、震災の影響で影が薄くなってた感がありますので、全国発売されるという点では意味が大きいですね。
全国各地で毎年いろんな事が起こっていますが、そろそろ宝くじとかでは追い付かなくなってきそうです。

【引用 朝日新聞2011年10月03日】
 「口蹄疫(こう・てい・えき)復興宝くじ」が15日から全国で発売されるのを前に、河野俊嗣知事が1日、宮崎市の繁華街などでPRした。7月30日から発売された東日本大震災復興宝くじの売り上げが低迷したため、河野知事は「非常に心配している」と気をもんでいる。

  「みなさんの夢が復興のための力にもなる。ぜひ買ってください」

  河野知事は、宮崎市の橘通りで通行人にこう呼びかけた。

  口蹄疫復興宝くじは、宮崎、熊本、大分、鹿児島の4県が共同で発売する。復興宝くじとしては5例目だが、震災以外では初めてになる。1枚200円で、発売額は50億円。1等3千万円、下1ケタの数字で当たる「末等」がないなど、東日本大震災宝くじと似ている。

  当選金などを除いた売り上げの四十数%が収益となり、県にはその72%が配分される。宝くじの平均的な売り上げは「発売額の約7割」とされ、県は約10億円を復興財源に回せると見込んでいた。

  だが、東日本大震災宝くじは、300億円の発売額に対して、売り上げは98億4千万円。直前までサマージャンボ宝くじが発売され、夏の暑さも売り上げに響いたとみられるが、口蹄疫宝くじの消化率が同程度だと、復興財源に回せるのは5億円程度になる。終息から1年以上が過ぎていることもあり、県は全国で関心を高められるか心配する。

  1日から始まった4県のキャンペーンは、宝くじを購入しなくても応募でき、抽選で計3千人に宮崎牛やくまもと黒毛和牛など4県の肉いずれかが当たる。発売額が小さく、西田敏行さんをコマーシャルに起用する販促費もないため、宝くじの趣旨が伝わるよう知恵を絞った。

  また、発売初日の15日には、発売枚数の多い東京・銀座で4県の代表がPRする。また、県内に割り当てられた0・75%の枚数を早く売り終え、他地域の分も県内で発売しようと、県は関係団体などに購入を呼びかけている。

  県財政課は「財源が減るうんぬんより、県の発案で震災以外で初めて発売する宝くじなので、東日本大震災宝くじと同じ消化率では、今後の発売で他の都道府県に迷惑をかける」と話している。

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